地域密着のメガストアとしての評価はどうでしょうか。当編集部がSNS、地域口コミプラットフォーム、現地での定点観測を通じて得た「生の声」を精査すると、明確な利点とリアルな課題が浮かび上がってきます。
「新山下の島忠は、オーケーで1週間分の食材を買い込み、そのまま日用品の特売品をカートに積んで車に直行できるのが最高。元町や山手の坂の上からでも車を出せば一発で用が足りる」(40代・中区在住主婦)
「ニトリと統合されてから2階の敷居がグッと下がった。以前は高級家具ばかりで見るだけだったが、今はニトリの消耗品やカラーボックスを買いに来る感覚でふらっと立ち寄れる。一方で、昔の島忠らしい玄人好みの輸入雑貨や高級感が薄れたのは少し寂しい」(50代・磯子区在住自営業)
称賛されるのは、何と言っても「車社会に最適化された大量買いの効率性」です。横浜市中区・西区は平地が少なく急勾配な住宅地を多く抱えるため、大容量の荷物をトランクに積み込める大型モールの価値は計り知れません。週末に家族全員で訪れ、生活物資を一括調達するスタイルが完全に定着しています。
その一方で、注意すべきリアルなボトルネックも存在します。休日の正午前後はオーケーのレジ待ち行列がピークに達し、精算までに20分以上を要するケースが散見されます。また、ペット連れ利用者の増加に伴い、エレベーター内や通路でのマナーに関する指摘も一部で見受けられます。館内ルールとしてペット同伴可能なエリアと禁止エリア(オーケー店内や飲食ゾーンなど)が厳密に区画されているため、事前の同伴ルールの確認は必須と言えます。