「神野山の第二駐車場が閉鎖されるかもしれない」――こうした憶測がネット上を駆け巡る背景には、単なる噂にとどまらない深刻な利用環境の悪化がありました。山添村関係者や現地の観測愛好家の証言によると、事態の発端はコロナ禍以降のアウトドアブームに伴うビジターの急増にあります。
フォレストパーク神野山 閉鎖 噂の直接的な原因となったのは、以下の3点に集約されます。
第1に、夜間におけるヘッドライトやハイビームの照射問題です。長年この場所を守ってきたベテランの天体写真家たちが数十分におよぶ長時間露光撮影を行っている最中に、後からやってきた車両が強烈なライトを場内に照射し続け、撮影データが白飛びしてしまうトラブルが多発しました。
第2に、キャンプまがいの車中泊利用と騒音問題です。静寂を好む観測スポットであるにもかかわらず、深夜までエンジンをかけっぱなしにするアイドリング、駐車場内にアウトドアテーブルやチェアを広げての調理、ゴミの投棄といった迷惑行為が散見されるようになりました。
しかし結論から言えば、2026年現在において第二駐車場が完全閉鎖された事実はありません。山添村および管理当局は、地域の大切な観光資源である星空の魅力を広く届けるため、現在も夜間開放を継続しています。ただし、現地には「観測マナーの徹底」「アイドリングストップ」「ゴミ持ち帰り」を強く警告する看板が複数設置されており、これ以上のモラル崩壊が起これば夜間ゲート閉鎖に踏み切らざるを得ないという、いわば「イエローカード」が出されている状態が現在の実情です。