近年、坂口杏里さんは自身のSNSやYouTubeを通じて、かつてないほど率直に母親への思いを語るようになった。そこにあるのは、かつての反発心ではなく、痛いほどの「母への恋しさ」である。
「お母さんが生きていたら、叱ってほしかった」「どんなに突き放されても、やっぱり私のお母さん」。そうした言葉の端々からは、どれだけ大人になり、どれだけ世間から冷ややかな目で見られようとも、消えることのない母への依存と愛情が透けて見える。彼女が起こした数々の騒動は、もしかすると、天国の母に向けた「私を見て」という悲痛な叫びだったのかもしれない。