事態が動いたのは、何気ない普段通りの配信中だった。自らの公式YouTubeチャンネルで行われた生配信の最中、雑談のグラデーションの中で粗品は何の予告もなく「離婚したわ」と告げたのだ。大げさな記者会見も、ドラマチックな演出もない。あまりにもあっけらかんとした口調に、リアルタイムで視聴していたファンは一瞬、耳を疑った。
配信チャット欄は瞬く間に「え?」「マジで?」「ネタでしょ?」といった驚愕のコメントで埋め尽くされた。しかし、彼の表情に冗談の色はなかった。問われるままに「今年の4月に離婚していた」と淡々と事実を認め、すでに手続きが完了していることを示唆。形式ばったプレスリリースではなく、自身のホームグラウンドであるYouTubeという場を選んでダイレクトにリスナーへ伝えた点に、彼独特の美学とリアリティがにじみ出ていた。