グループの歴史に幕を下ろしてから、個々のメンバーはまったく異なるアプローチで自らのキャリアを築いてきた。ソロアーティストとして孤高の存在感を放つ木村拓哉、司会者として唯一無二のポジションを守り続ける中居正広、そして「新しい地図」として自由な表現を追求する稲垣吾郎、草屲剛、香取慎吾。かつて一つのグループに結実していた圧倒的なエネルギーは、分散することでより多彩な才能として開花している。
テレビという伝統的なマスメディアの主役であり続けた彼らが、時代の移り変わりとともに配信プラットフォームや独立プロダクションという新たな主戦場を獲得した経緯は、エンターテインメント業界全体の構造変化と重なる。それぞれのフィールドで打ち立てた実績は、解散という出来事を終わりではなく新たな始まりへと変えた。