マーケットもこの事態に敏感に反応している。カナダは世界有数の製材・木材パルプ輸出国であり、日本にとってもツーバイフォー住宅などに使われる構造用木材(SPF材)や、バイオマス発電に不可欠な木材ペレットの主要な仕入れ先だ。
主要な輸送ルートである鉄道網や港湾インフラの周辺まで火の手が迫ったことで、物流の停滞は避けられない。木材先物取引価格は早くも上昇傾向を示しており、日本の住宅建設コストやエネルギー価格に跳ね返る懸念が高まっている。「建築資材の納入遅れが来期の工期に影響を与えかねない」と、国内の大手ハウスメーカー関係者は警戒感を強める。マーケットのボラティリティは高まる一方だ。