エストラーナテープは2日ごとに貼り替える製剤が多く、長期間の貼付によって赤みやかゆみ、接触皮膚炎(かぶれ)を生じやすい傾向があります。肌トラブルが悪化すると同じ部位に貼れなくなり、ホルモン吸収が不安定になる原因にもなります。
皮膚への負担を最小限に抑えるための実践的な工夫は次の通りです。
・完全なローテーション(場所替え)の徹底:
前回貼った場所と最低でも2〜3cm以上離れた位置に貼ります。「右下腹部 → 左下腹部 → 右お尻 → 左お尻」のように貼付エリアを時計回りでローテーションさせると、肌を休ませる期間が確保できます。
・貼り替え時間(タイミング)の固定:
血中ホルモン濃度を一定に保つため、「2日ごとの決まった時間(例:入浴後の夜21時)」に貼り替えるリズムを作ります。入浴前に古いテープを剥がし、入浴で皮膚を清潔にしてから貼るのが理想的です。
・剥がすときの物理刺激を減らす:
一気に勢いよく剥がすと角質が傷つきます。皮膚を押さえながら、テープを180度折り返すようにゆっくりと端から剥がしてください。