切断後の断面(コバ面)は白くザラついており、加工中にうっかり小傷がついてしまうことも珍しくありません。仕上げの研磨工程を行うことで、まるでクリスタルのような光沢を取り戻せます。
断面仕上げの手順は、まず平ヤスリやスクレーパーでバリを落とし、耐水ペーパー(耐水サンドペーパー)を使った水研ぎへと移行します。番手は「#400 → #800 → #1200 → #2000」と段階的に細かくしていくのが基本です。各段階で前の番手の研磨傷が完全に消えるまで丁寧に磨き上げます。
最終仕上げには、極細繊維のクロスにアクリル専用研磨剤(コンパウンド)やサンエーパールを少量取り、力を入れずに円を描くように磨き込みます。電動ドライバーやミニルーターにバフを取り付けて低速回転で磨けば、プロレベルの透明な鏡面仕上げが短時間で手に入ります。
快適かつ高精度な作業を実現するために揃えておきたい、おすすめ工具は以下の通りです。
・オルファ(OLFA)PカッターL型:安定した溝掘りが可能な定番切断工具。
・アクリサンデー 接着剤(注入器付き):プロも愛用する透明融着の標準アイテム。
・大西工業 アクリル用ドリル:割れを防ぐ専用刃先で安全な穴あけが可能。
・3M スポンジ研磨材&液体コンパウンド:曲面にもフィットする高効率な傷消しツール。