歯に穴が空いたのに痛くない理由とは?放置の罠と2026年最新治療法

歯に穴が空いたのに痛くない理由とは?放置の罠と2026年最新治療法

歯に穴が空いたのに痛くない理由とは?放置の罠と2026年最新治療法の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

歯科医院でカルテに記載される「C」という記号は、英語で虫歯を意味する「Caries(カリエス)」の頭文字です。歯に穴が空いていると感じる段階は、通常C1以降に分類されます。進行度合いによって、削る範囲、治療回数、そして歯の寿命が天と地ほどに分かれます。

進行度(ステージ)病態と自覚症状標準的な治療内容・通院回数編集部の見解・判断基準C1(エナメル質う蝕)エナメル質にとどまる微小な穴。変色はあるが無痛。最小限の切削+コンポジットレジン充填。
通院1回で完了することが大半。最も負担が少ない黄金期。見つけた瞬間に受診すれば即日修復可能。C2(象牙質う蝕)象牙質まで達した穴。冷水や甘味がしみる。黒ずみが明瞭。感染部分の切削後、レジン充填または型取り(インレー修復)。
通院1〜2回程度。神経を残せるかどうかの瀬戸際。ここで食い止めれば歯の強度は維持できる。C3(歯髄炎)神経まで菌が侵入。拍動性の激痛、温熱痛。放置すると無痛化。抜髄(神経除去)+根管消毒+土台+クラウン(被せ物)。
通院4〜6回以上。神経を失うため歯が脆くなり、将来的な歯根破折のリスクが激増する。C4(残根状態)歯冠が崩壊し根だけが残る。神経死滅で無痛、根尖に膿の袋。抜歯が基本方針。その後ブリッジ、入れ歯、またはインプラント治療へ。もはや自歯の保存は困難。全身への細菌流入を防ぐ外科的処置が不可避。

穴の大きさが小さく見えても、象牙質はエナメル質よりも柔らかいため、内部で「つぼ型」に大きく広がっているケースが珍しくありません。表面の穴はわずか1ミリ程度でも、削ってみると内部は空洞化していたという実態は日常茶飯事です。初期段階であれば、保険適用される歯科用プラスチック(コンポジットレジン)を詰めるだけで、見た目も白く、1回のみの通院で美しく修復できます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。