ドラッグストアで市販の風邪薬や咳止めを購入し、自力で治そうと試みるのは危険です。市販薬にはマイコプラズマを直接殺菌・制菌する抗生物質は一切含まれていません。解熱鎮痛剤で一時的に熱を下げても体内の菌は増殖を続け、気管支炎から重篤な肺炎へと進行する恐れがあります。
睡眠を妨げるほど激しい咳が止まらない場合、医療機関から処方される鎮咳薬(デキストロメトルファンなど)や気管支拡張薬、去痰薬を併用して気道を確保します。マイコプラズマによる咳は菌そのものの刺激に加え、免疫反応による気道粘膜の過剰な炎症が原因です。
家庭内では、室内湿度を50〜60%に保つ加湿器の活用、こまめな水分補給による痰の排出促進が実質的な助けとなります。横になると咳き込みが強くなる場合は、枕やクッションを使って上体を少し起こした姿勢をとると呼吸が楽になります。