中途半端に残った人参の切れ端、使いかけのきのこ、賞味期限の近い油揚げ。これらを前にして「何が作れるか」と悩む時間こそが最大のタイムロスだ。ここで力を発揮するのが、どんな具材でも受け止める「具だくさんベーススープ」である。
和風だし、中華スープの素、トマト缶、あるいはコンソメなど、お好みのスープベースを沸騰させ、余った野菜や肉、豆腐を投げ込む。仕上げにごま油やチーズ、カレー粉などでアクセントをつければ、立派なメインディッシュへと昇華する。白ご飯とこのスープ1杯があれば、栄養面でも全く申し分ない。「献立」ではなく「汁物1品」と割り切る潔さが、精神的余裕を生み出す。