挫折の直後、彼の足は故郷である宮崎へと向かった。2022年の宮崎県知事選挙へ名乗りを上げ、前知事や現職と堂々と渡り合ったのだ。知名度と独自の選挙戦法で独自の支持層を掘り起こし、落選こそしたものの、地域政界に強烈なインパクトを残した。
その熱量は翌2023年の宮崎市議会議員選挙へと結実する。上位当選を果たして宮崎市議会への返り咲きを果たした瞬間は、単なる話題性だけではない政治家としての集票能力と現場での粘り強い草の根活動を実証してみせた。泥をすすりながらも這い上がる彼の姿は、まさに現代の泥臭い政治劇そのものであった。