650億円という投資額は、ビジネスとして成功したのか。答えは極めて明快な「大勝利」だ。
展望台の入場料収入に加え、年間数千万人を集客する商業施設「東京ソラマチ」の賃貸・物販収入、さらには主要テレビ局からの電波塔使用料。これらが強固な収益構造を形作っている。
東武鉄道のIR情報や経済シンクタンクの試算によると、開業からわずか数年で投下資本の回収目処が立ち、墨田区および台東区周辺へ与えた波及的な経済効果は年間数千億円規模に達する。インバウンド需要が完全に復活した2026年現在も、その収益力はグループ全体の柱であり続けている。