「海は毎日違う。昨日良かったポイントが、今日効くとは限らない」——そう語る大進丸船長の目は、常に水平線と魚探のモニターを行き来している。数十年におよび師崎沖の海を見続けてきた船長の眼光と、最新の計測機器が融合することで、激流の中に潜むわずかな魚影が浮き彫りになる。
船長が特に強調するのは、二重潮や底潮の動きを感じ取る感度だ。「上潮だけが滑って底潮が動いていない時は、魚の食いが一気に渋くなる。そういう時こそ、オモリの着底感覚を研ぎ澄まし、仕掛けを潮と同調させることが重要だ」という。船長が出す指示棚を正確に守り、潮の変化を素直に仕掛けへ反映させることが、爆釣への一番の近道だ。