なぜここまで彼の容姿が話題になるのか。その答えは作品の世界観そのものにある。『ジョジョの奇妙な冒険』の作中に登場する特殊な呼吸法「波紋」や、永遠の若さを得る「吸血鬼」の概念が、作者本人のエイジレスな姿と重なって見えてしまうからだ。
長年のファンからは冗談めかして「石仮面をかぶったのではないか」「波紋の修行を積んでいる」と語られてきた。同世代の漫画家が年齢相応の変化を見せるなか、荒木氏だけが歳月に抗うかのような美貌を維持している。この現象は海外のコミックファンにも波及し、今や世界的なミームとして親しまれている。