地上波での全面生中継が事実上不可能となった中でも、国民的関心の高い侍ジャパン戦については、テレビ各局がギリギリの交渉を重ねて限定的な放送枠を確保しています。発表された公式情報と中継計画によると、2026年大会におけるWBC 2026 テレビ中継は、前回大会同様にテレビ朝日系列とTBS系列の2局による共同歩調のスキームが組まれています。
東京ドームなどで開催される1次ラウンド(プール戦)から準々決勝までのWBC日本戦地上波放送枠は、以下のように割り振られています。
平日の夜間ゴールデンタイムを中心に、テレビ朝日WBC放送予定枠では強豪国との初戦やライバル対決が生中継され、TBS WBC生中継枠では週末の注目カードや上位ラウンド進出を決める大一番がラインナップされています。両局ともに看板解説者を投入し、地上波ならではの総力戦で挑む編成です。
ただし、ここで最も注意すべきは「すべての侍ジャパン戦が生中継されるわけではない」という点です。試合展開の延長による後続番組への影響や、放映権契約で定められた「サブライセンス(二次利用権利)の制限」により、地上波では試合開始から終了まで完全中継できず、一部が飛び乗りやハイライト処理になる懸念が残されています。WBC地上波放送日程をカレンダーに登録する際は、生中継の開始時刻だけでなく中継延長枠の有無まで確認しておく必要があります。