二宮和也の体型を語る上で欠かせないのが、オフ期における「ビール腹疑惑」と、撮影突入時の「急激なダイエット」のギャップです。彼はかねてより大のビール党であり、休日は自宅から一歩も出ずにゲームをしながら飲酒を楽しむライフスタイルを明かしてきました。30代後半には、座った際にシャツの上からわずかにお腹が乗るようなシルエットが捉えられ、ネット上で「ニノもついにビール腹か」と微笑ましく報じられたこともありました。
しかし、本番に向けたスイッチが入った際の絞り込みは凄まじいものがあります。彼のアプローチは、一般的な筋トレマニアのように高負荷なバーベルを担ぐ手法ではありません。食事管理による摂取カロリーの緻密なコントロールを主軸に置き、炭水化物や水分の調整によって短期間で余分な浮腫みと脂肪を削ぎ落とします。
映画関係者の証言によると、極限状態を演じる現場では、周囲が心配するほどストイックに役柄の肉体を再現することに集中するといいます。筋骨隆々のマッチョボディを目指すのではなく、「その人物が過酷な環境で生きている説得力」を持たせるための肉体改造だからこそ、贅肉の一切ない研ぎ澄まされたお腹周りが完成するのです。