日常の歩行や回復期のトレーニングにおいて、物理的に負荷を逃がすギアの活用は極めて有効です。
鵞足炎テーピング巻き方の基本は、50mm幅のキネシオロジーテープを用い、膝下の内側にかかる牽引力を分散させる手法です。1本目は、内くるぶしの下から土踏まず(内側縦アーチ)を通り、すねの内側を斜めに持ち上げるようにして鵞足部の下を通過させ、膝蓋骨(お皿)の内側下部へと貼ります。このときテープを過度に引っ張らず、皮膚に軽く乗せるようなテンションで貼るのが皮膚トラブルを防ぐコツです。
また、鵞足炎サポーターおすすめの選び方としては、単に筒状で膝全体を締め付けるタイプは推奨されません。血流を阻害し、かえって痛みを増大させるリスクがあるためです。選ぶべきは「膝蓋骨の下部を適度に圧迫して腱の振動を抑えるストラップタイプ」や、「内側への倒れ込み(ニーイン)を制限するサイドステー(支柱)入りのセミオープンタイプ」です。着地衝撃によるねじれストレスを遮断できる構造のものを選定してください。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
セルフケア・自主ストレッチをおすすめできる人
・安静時にズキズキとした疼くような痛みがない人
・歩行時は平気だが、ジョギング開始後2〜3キロ地点で張りが出る人
・太ももの筋肉を指で押したときに心地よい緊張緩和を感じられる人
自己判断を中止し、即座に専門医を受診すべき人
・膝の内側に明らかな腫れ、熱感、発赤が見られる人
・何もしなくてもズキズキ痛み、夜間に痛みで目が覚める人
・膝の内側を軽く触れるだけで飛び上がるような激痛が走る人
・膝の曲げ伸ばし時に引っかかり感やロッキング症状がある人(内側半月板損傷の合併リスク)