育てた立性ローズマリーをフレッシュな状態で収穫し、料理に活かす瞬間はハーブ栽培の醍醐味だ。肉のローストやポテトのハーブ焼き、自家製オリーブオイル漬けなど、新鮮な枝を数本添えるだけでいつもの料理がレストランの味へと変わる。
ただし、収穫を兼ねた剪定(せんてい)には少しだけコツが必要だ。株の風通しを良くするために、混み合った内側の枝を間引くようにカットしよう。また、株元が木のように固くなる「木質化」を防ぐためにも、定期的に枝先を摘み取って新しい新芽の発育を促すことが大切だ。一度に株全体の3分の1以上をバッサリ切ってしまうと株が弱るため、こまめに少しずつ刈り取るのが長持ちの秘訣となる。