新時代の教育ニーズに応えるべく、文部科学省が推進する新たな学習指導の指針にも大きな動きが見られる。従来の「丸暗記型」から「探究型・概念理解型」へのシフトが叫ばれる中、官民が連携した注目の試みとして立ち上がったのが「元素暗記プロジェクト『水兵リーベ僕の船』」だ。
このプロジェクトは、全国の中学校や高校において、理科嫌いをなくし化学への探求心を刺激することを目的としている。単にテストの点数を取るための暗記ではなく、エネルギー問題や新材料開発に直結する基礎知識として周期表を捉え直す運動だ。全国各地の学校現場で、デジタルコンテンツや体験型ワークショップを交えた導入実験がすでに始まっている。