2016年にPlayStation 4向けに発売された当初、『FF15』に対する世間の評価は賛否両論が入り交じるものだった。オープンワールドとしての完成度や未完成なストーリー要素への指摘が存在したのも事実である。しかし、その後のアップデートや追加コンテンツの配信、そしてSteam版(ロイヤルエディション)のリリースを経て、作品に対する評価は劇的な再評価の時代を迎えた。
PCスペックの進化に伴い、最高画質で描かれる美しく切ない世界旅情は新たなプレイヤー層を魅了。特に海外のゲームコミュニティにおいては、当初「ネットミーム」として拡散されたあの名言が、物語全編を走破した後にまったく異なる深い意味を持って響くという構造が絶賛された。技術的基盤の進化とプレイヤーの成熟が重なり合い、単なるゲームの枠を超えた文化的名作としての地位を揺るぎないものにしている。