1582年の本能寺の変から長い年月が流れた。激動の戦国時代に起きた事件が、現代のポップカルチャーやエンタテインメントと地続きでつながっていること自体、奇跡的なドラマと言える。光秀が討った織田信長の野望、そして光秀が目指した平和な世の中。それらの歴史的記憶は、形を変えて今も私たちの日常に生きている。
東京のスタジオから毎日声を届けるラジオナビゲーターの体内に、かつて日本を揺るがした戦国武将の血が流れている。この一見ミスマッチな事実は、私たちが生きる「今」が途切れのない歴史の延長線上にあることを鮮烈に思い出させる。単なるトリビアを超えたこのルーツの発見は、歴史のロマンを現代に蘇らせる最高のエンタテインメントでもあるのだ。