応急手当の標準化を進める日本赤十字社や、骨関節トラブルの専門機関である日本整形外科学会が示す応急手当講習ガイドラインには、安全かつ効果的な処置基準が細かく定められている。
ガイドラインが共通して強調するのは、循環障害の防止だ。包帯を巻いた直後、指先の爪を軽く押して赤みがすぐ戻るか(毛細血管再充満時間の確認)を必ずチェックしなければならない。もし爪が紫に変色したり、痺れや冷感が生じた場合は、直ちに巻き直す必要がある。公的機関が推奨する基準を正しく理解しておくことで、二次被害を防ぎながら安全に保護を行える。