日本語の池・湖・沼と同様の疑問は、英語圏の語彙(Vocabulary)においても長年議論されています。英語では水域の性質や植生に応じて、より細かな単語の使い分けがなされています。
- Lake(湖):日光が水底まで届かない深さを持つ大規模な水域。波が立ち、熱対流による水温層が形成される規模を指す。
- Pond(池):水深が比較的浅く、水底全体まで太陽光が届きうる小規模な水域。自然形成・人工造成の双方を含む。
- Swamp(樹木のある沼地):木本植物(マングローブやヤナギ、スギ類など)が生育する湿地・低湿水域。水深は極めて浅い。
- Marsh(草本中心の沼地・湿原):ヨシやイネ科などの草本植物が中心となって覆われている浅い湿地帯。
- Bog(泥炭湿原):冷涼な気候下でミズゴケ類などが不完全分解を起こし、酸性の泥炭が蓄積した特殊な湿地。
英語圏においても「Lake」と「Pond」の厳密な面積数値基準(例:面積10エーカー以上をLakeとする等)は機関や州によって揺らぎがあり、慣習的な呼び方が優先される点は日本と共通しています。