『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』でのスクリーン進出を皮切りに、アニメーション制作を手掛けた株式会社サンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)の圧倒的なクオリティは、エリザベスの存在感をさらに引き上げた。手描きのアクションシーンにおいて、着ぐるみのシュールな巨体が縦横無尽に躍動する映像美は、日本のアニメーション産業における技術力の高さを証明している。
さらに、シリーズの集大成である映画『銀魂 THE FINAL』に至るまで、ギャグとシリアスを自在に行き来するエリザベスの描かれ方はブレることがなかった。作画スタッフの手によって繊細に、時にダイナミックに表現されたその挙動は、劇場の大スクリーンでも圧倒的な異彩を放ち、観客の腹筋を崩壊させつつも深い感動を与えた。