名優・渡哲也さんの子供(息子)はどんな人物なのか。その核心に迫ると、芸能界の「二世ブーム」とは完全に一線を画した、極めて堅実で誇り高い生き方が浮かび上がってきます。
渡哲也さんには、1971年に結婚した妻・俊子夫人との間に誕生した一人息子(長男)がいます。長男は初等部から青山学院に通い、青山学院大学までエスカレーター式に進学。学生時代はラグビー部に所属し、厳しい練習に汗を流す本格的なスポーツマンとして青春時代を過ごしました。父親譲りの180cmを超える大柄でがっしりとした体格を持ち、フォワード陣の要としてチームメイトからも厚い信頼を寄せられていたと当時の大学関係者は証言しています。
大学卒業時、周囲からは当然のように「石原プロ入り」や「俳優デビュー」を期待する声が上がりました。しかし、長男が選んだ進路は芸能界ではなく、日本を代表するスーパーゼネコンの1つである鹿島建設への就職でした。これは渡哲也さんの「芸能界の厳しさと理不尽さを誰よりも知る父親として、息子には一人の独立した社会人として自らの足で生きてほしい」という強い信念と、息子の「親の七光りに頼らず自分の力で社会に貢献したい」という意志が一致した結果でした。
鹿島建設に入社後、長男は現場管理やプロジェクト推進などの実務に邁進し、特別扱いを求めることなく実力で社内の信頼を勝ち取っていきました。現在は50代を迎えており、社内でも重要なポジションを担う幹部クラスとして活躍していると伝えられています。