トヨタの花形部署はどこ?出世コースの真相と社内序列の激変

トヨタの花形部署はどこ?出世コースの真相と社内序列の激変

トヨタの花形部署はどこ?出世コースの真相と社内序列の激変について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

トヨタの歴史において長年「花形の中の花形」と崇められてきたのが、チーフエンジニア(CE:主査)を頂点とする車両開発部門でした。1台の新型車開発において企画から設計、生産準備、果ては収益責任までを一手に握り、「主査のサインがなければネジ1本変えられない」とまで言われた絶対君主制度です。クラウンやカローラ、プリウスなど、歴代のヒット作を生み出した主査たちは、そのままトヨタ自動車の役員輩出部署の筆頭として経営中枢へと上り詰めるのが王道の出世コースでした。

しかし、自動車の価値基準が「エンジンや足回りの機械的完成度」から「車載OS、自動運転、コネクティッド技術」へとシフトするにつれ、組織構造の再定義が急速に進みました。現在では、ウーブン・バイ・トヨタ(Woven by Toyota)との連携を軸とするトヨタのソフトウェア開発組織が急速に発言力を強めています。

関係者の証言によると、「従来のハードウェア開発主導のスケジュール進行に対し、ソフトウェアのアジャイル開発スピードをどう統合するかが全社課題となった結果、ソフトウェアアーキテクチャを理解できる人材が経営戦略会議の主導権を握るケースが増えた」といいます。かつてのハード単体の車両開発部門単独の天下から、企画統括部や先端ソフトウェア開発部門とが権力を二分する構造へと移行しています。

山田 真由
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山田 真由

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