SNSやネット掲示板を調査すると、「贅沢をしているつもりはないのに、なぜか預金残高が増えない」「特売シールが貼られる時間帯のスーパーの混雑が激しくなった」といった投稿が日常茶飯事となっています。
大手質問サイトや知恵袋でも、「夫婦共働きで手取り45万円あるのに毎月ギリギリ」「子どもたちの習い事を削らざるを得ない」といった悲痛な相談が目立ちます。かつて中流層と自認していた世帯にまで、物価高の波が深く浸透している実態が伺えます。
現場取材で見えてくる消費行動の変化は極めて明確です。
- PB(プライベートブランド)への全面シフト:ナショナルブランドの調味料や洗剤から、スーパー独自ブランドへの切り替えが急速に定着。
- 「まとめ買い」から「厳選買い」へ:まとめ買いによる食品ロスを警戒し、献立を固定化してその日に必要な分だけを購入する消費者が増加。
- ポイ活・キャッシュバックの日常化:決済ごとの還元キャンペーンを細かく使い分けるなど、数パーセントの節約を積み上げる動きが一般化。