Q1:熱は全くないのですが、喉の奥がチクチク痛んで咳も出ます。何科へ行けばいいですか?
A1:痛みが「つばを飲み込むときの喉の激痛」であれば耳鼻咽喉科、痛みが「喉のイガイガ・乾燥感」程度で咳き込みが激しい場合は内科(咳が続くなら呼吸器内科)が適しています。平熱であっても、マイコプラズマ肺炎や咳喘息、あるいはアレルギー性鼻炎に伴う後鼻漏(鼻水が喉へ垂れ落ちて咳を誘発する状態)など、専門的な治療が必要な疾患が多く潜んでいます。
Q2:息を吸うと喉がゼーゼー鳴り、つばを飲み込めないほどの激痛があります。様子を見ても平気ですか?
A2:絶対に様子を見てはいけません。直ちに耳鼻咽喉科、または救急外来を受診してください。喉の奥にある「喉頭蓋(こうとうがい)」という気道に蓋をする組織が細菌感染で腫れ上がる「急性喉頭蓋炎」の危険性があります。最悪の場合、数時間で気道が完全に塞がれて窒息に至る救急疾患です。息苦しさや唾液が飲み込めず口から垂れるような状態は、命に関わる最大のアラートです。
Q3:ドラッグストアの風邪薬を1週間飲み続けましたが、咳が治りません。どうすればいいですか?
A3:市販の総合風邪薬の服用を直ちに中止し、呼吸器内科を受診してください。市販薬を数日間服用しても快方に向かわない咳は、もはや一般的なウイルス性風邪ではありません。咳喘息、感染後咳嗽、百日咳、気管支炎など、病態に合わせた医療用医薬品(吸入ステロイド薬や気管支拡張薬、特定の抗菌薬など)でなければ根本的な鎮静は困難です。
Q4:溶連菌やマイコプラズマの迅速検査は、近所の一般内科でも受けられますか?
A4:多くの一般内科や耳鼻咽喉科、小児科で検査キットが常備されています。ただし、クリニックによって採用している検査機器(抗原定性検査キットか、高感度な遺伝子検査機器か)が異なります。受診前にクリニックの公式ホームページで「迅速抗原検査対応」の記載を確認するか、電話で「溶連菌やマイコプラズマの検査が可能か」を一本確認してから向かうと確実です。