現地を訪れる前に押さえておくべき最大のポイントは、「施設の呼称問題」と「終演後の退館ボトルネック」です。2018年よりネーミングライツによって「けんしん郡山文化センター」の愛称が定着していますが、正式名称および郡山市民文化センター旧称の認知度も依然として根強く残っています。地元のタクシードライバーに行き先を告げる際や、年配の地元住民に道を尋ねる際には、旧称である「市民文化センター」と伝えたほうがスムーズに理解されるケースが少なくありません。
さらに深刻なのが、2,000人規模の公演が終了した直後の混雑です。敷地周辺の道路は片側1車線の区間が多く、会館前のバス停には郡山駅へ戻る観客の長蛇の列が発生します。雨天時や冬場の冷え込みが厳しい時期にバスを長時間待つのは大きな体力的消耗につながるため、復路の移動手段をあらかじめ複数想定しておく現場判断が不可欠です。
加えて、遠方から新幹線で駆けつけるファンを悩ませるのが手荷物問題です。けんしん郡山文化センターコインロッカーはエントランス付近に設置されているものの、標準的な小型サイズが中心であり、キャリーケースなどの大型荷物を収容できるスペースは極めて限られています。開演直前に会館へ到着してロッカー難民になる事態を防ぐためにも、大型の荷物はあらかじめ郡山駅構内のロッカーへ預けて身軽な状態で来場するのがプロの鉄則といえます。