スペイン観光の二大拠点であるマドリードとバルセロナでは、オーバーツーリズム対策と文化財保護を目的とした入場制限および完全事前予約システムが定着しています。現地に到着してからチケット売り場に並んでも当日券が完売しているケースが大半を占めるため、主要スポットの手配は旅程づくりの最優先事項です。
2026年に記念すべき象徴的な完成マイルストーンを迎えているガウディの未完の傑作、サグラダ・ファミリアの入場予約は極めてシビアです。現地窓口でのチケット販売は一切行われておらず、公式ウェブサイトまたは公式専用アプリからの時間指定予約が絶対条件となります。非公式サイトや転売プラットフォームでは高額な手数料が上乗せされていたり、無効なバーコードが発行されたりするトラブルが報告されているため、必ず観光局が推奨する公式直販ルートを利用してください。塔への登頂エレベーター付きチケットは、予約受付開始とともに即座に枠が埋まる傾向にあります。
マドリードにおいても、プラド美術館やソフィア王妃芸術センター、王宮などの人気施設では日時指定のオンライン予約が標準化されています。プラド美術館の夕方無料入場枠などを狙う場合でも、長蛇の列による大幅なタイムロスを避けるため、正規チケットを事前確保してスムーズに入場するプラン設計がスマートな選択肢となります。