SNSや賃貸相談掲示板に寄せられた実際の入居者アンケートや体験談を精査すると、ゼロゼロ物件に対する評価は真っ二つに分かれています。
ポジティブな評価としては、「転職直後で貯金が少なかったが、審査を通過して即入居できた」「浮いた15万円で最新のドラム式洗濯機とベッドを購入できた」という声が多数を占めます。手元の現金を減らさずに新生活を立ち上げられるスピード感は、大きな強みです。
一方で、ネガティブな反応で目立つのが「短期解約時の違約金」と「隣室トラブル」に関する報告です。
不動産仲介の現場担当者は次のように明かします。「敷金礼金ゼロ物件は入居ハードルが低い分、住民の流動性が高くなります。物件によっては生活リズムの不一致による騒音トラブルが発生しやすい傾向も見られます」。契約の身軽さが、住環境の質に影響を与える側面は否定できません。