外気温が35度を超える真夏日、ヘルメット内部の温度は放置すれば50度以上にまで急上昇する。この過酷な条件下で、最新のファンユニットを搭載した保護帽がどれほどの冷却性能を発揮するのか。実験データによれば、吸気ファンによって頭頂部へ送り込まれる毎秒数十リッターの微風が、ヘルメット内部の湿気を瞬時に排出し、体感温度を大幅に低下させることが実証された。
単なる風の送風にとどまらず、シェル自体の遮熱塗装や断熱材との相乗効果も見逃せない。太陽光からの赤外線を跳ね返しつつ、内部に滞留する熱気をファンの力で連続排気する二重の防御構造が、過酷な現場作業における思考力低下や眩暈を防ぐ大きな鍵となっている。