石川さゆりが紅白歌合戦の舞台に初めて立ったのは、1977年(第28回)のことでした。当時19歳、名曲「津軽海峡・冬景色」の大ヒットを引っ提げての初出場以来、出産のために辞退した1983年(第34回)を除くすべての年で出場を継続。現在では紅組歴代単独最多出場記録(通算48回超)を保持し、通算出場回数でも北島三郎や五木ひろしと並ぶ紅白の象徴となっています。
歌謡界において数々のヒット曲を生み出しながらも、なぜ彼女だけがこれほど長期にわたり紅白の第一線に君臨し続けることができるのか。音楽関係者やNHK番組幹部の証言によれば、そこには「瞬間最高視聴率を牽引できる確固たる歌唱力」と「老若男女を問わず一瞬で引き込む劇的な表現力」への絶対的な信頼があります。