岡山における緊張が一気に頂点へ達した象徴的な出来事が、白昼の市街地で相次いだ襲撃・発砲事件です。過去の公判記録や報道資料によると、両組織の間では血で血を洗う報復の連鎖が繰り返されてきました。
2016年5月には岡山市南区のマンション駐車場で池田組の最高幹部が射殺される事件が発生。さらに2020年5月には、岡山市北区の大元駅近くにある池田組事務所周辺の駐車場で、池田組幹部が銃撃され重傷を負う事件が起きました。この事件で逮捕・起訴された実行犯が山健組系組員であったことから、両組織の亀裂は修復不可能なレベルに達します。
さらに2022年10月には、岡山市北区の理髪店内で池田孝志組長が刃物を持った男に襲撃される事件や、池田組長宅周辺での発砲事件が連続して発生。一連の事件は、岡山県警による厳戒態勢の敷設と、暴力団対策法に基づく「特定抗争指定暴力団」への指定へと直結しました。繁華街や住宅街に隣接する場所での凶行は、地域社会に極めて深刻な不安を与え、行政および住民による追放運動を決定的に加速させる契機となりました。