知らず知らずのうちにブラジャーの寿命を縮めてしまう日常の悪習慣。大手下着専門店のフィッターへの取材やユーザー調査から浮き彫りになった、絶対に避けるべきNG干し方を整理しました。
第1位:ストラップ(肩紐)をハンガーやピンチに吊るす
最も多くの人がやってしまいがちな失敗です。濡れたブラジャーの総重量は、乾燥時の約1.5倍から2倍に達します。その重みを細いストラップ2本だけで支えれば、数回干しただけでゴムが伸び、着用時の引き上げ機能が失われてバストの位置が下がる原因になります。
第2位:片方のバックパネル(背中側)だけで留める
洗濯バサミ1個で適当にアンダーの片端を留める干し方です。左右の重量バランスが完全に崩れ、濡れた状態で斜めに引っ張られ続けるため、中央の前中心部がねじれ、ブラジャーのワイヤー歪みの直接的な原因となります。一度歪んだ金属ワイヤーや樹脂ワイヤーは、骨格に刺さる痛みを引き起こし、二度と元のカーブには戻りません。
第3位:カップの真ん中を二つ折りにしてバーにかける
ハンガーのバーにブラジャーのカップ中央(前中心)をまたがせて干すスタイルです。一見バランスが良さそうに見えますが、前中心のワイヤー止め部分に強い折れ癖がつき、左右のカップの距離が広がってバストを寄せる補正力が著しく低下します。
第4位:直射日光に当てて乾かす
殺菌したいという思いから天日干しをする人がいますが、これは合成繊維にとって致命傷です。日光に含まれる強力な紫外線は、クッション材のポリウレタンを黄変させ、伸縮ゴムを急速に硬化・劣化させます。
第5位:乾燥機(ドラム式・浴室乾燥機の強温風)にかける
熱風と激しいタンブラー回転は、ワイヤーの飛び出し、レースの破れ、カップの熱収縮を一発で引き起こします。どれほど忙しくても、ブラジャーを衣類乾燥機に入れる行為は「下着を破壊している」のと同義です。