「新月のタイミングで願掛けをする際、なぜボイドタイムを厳密に避けるべきなのか」。この疑問に対する占星術的な結論は、極めて明確です。この時間帯に放たれた意図は「形になりにくい(結果が実を結ばない)」という特質を帯びてしまうためです。
新月とは、太陽と月が重なり合い、新しい種を蒔くサイクルを意味します。しかし、ボイドタイムの最中は蒔いた種が土壌に定着せず、宙に浮いてしまう状態に例えられます。この時に記した願い事は、本心からの純粋な願望ではなく一時的な迷いやエゴが混ざりやすく、後から「なぜあんなことを願ったのだろう」と方向転換したくなるケースが多発します。
また、ボイドタイムに契約や決断を避ける理由とも直結しますが、無効時間中に下した判断には「無駄足に終わる」「後から予期せぬ修正が入る」といった作用が働きがちです。願い事を書く行為は自らの潜在意識への“コミットメント(誓約)”そのものであるため、ブレが生じやすい時間帯を避けるのが古くからの賢者の知恵とされています。