「ワイルド・スピードのエンディング曲」と聞いて、映画ファンの9割以上が真っ先に思い浮かべるのが、第7作『ワイルド・スピード SKY MISSION(原題:Furious 7)』(2015年)のラストシーンで流れる『See You Again(feat. Charlie Puth)』です。ラッパーのウィズ・カリファとシンガーソングライターのチャーリー・プースがタッグを組んだこの楽曲は、劇中でブライアン・オコナー役を演じ、撮影期間中に不慮の事故で急逝した俳優ポール・ウォーカーに捧げられた追悼曲として誕生しました。
夕暮れのハイウェイをドミニク(ヴィン・ディーゼル)の乗るダッジ・チャージャーと、ブライアンの乗る白いトヨタ・スープラが並走し、やがて二股に分かれる分岐路で別々の道へと走り去っていくラストシーン。あの切なくも美しい名場面のバックで流れていた曲名こそが『See You Again』です。
映画のサウンドトラックにとどまらず、米ビルボード「Hot 100」で通算12週連続1位を獲得、YouTubeでの公式ミュージックビデオ再生回数が60億回を突破するなど、2010年代を代表する世界的大ヒットナンバーとなりました。