正月の花をいつ飾り、いつ片付けるべきかというタイミングには、日本の伝統的な暦と神事に基づいた厳格なルールが存在します。良かれと思って飾った日程が、実は縁起の悪い日だったという事態を避けるためにも、正確なスケジュールを把握しておくことが肝心です。
飾り始めの基準となるのは、12月13日の「正月事始め(しょうがつごとはじめ)」です。大掃除(煤払い)を終えて場を清めた後であれば、いつでも花を飾ることができますが、年末の慌ただしい日程の中で特に適した日と避けるべき日があります。
飾った花を片付ける時期は、地域ごとの「松の内(まつのうち)」の期間に準じます。関東地方や東北地方では1月7日の七草粥の日まで飾るのが一般的ですが、関西地方を中心とする西日本では1月15日の小正月(どんど焼きの日)まで飾る習慣が根付いています。地域の慣習に合わせて片付けを行いましょう。