慎重に進めていても、手元が狂って左右非対称になったり、一部を切り落としすぎて段差ができる場合があります。パニックになってさらにハサミを入れ続けると傷口を広げるだけです。まずは冷静になり、以下の襟足セルフカット失敗修正方法を試してください。
段差ができてしまった場合は、カットバサミで直線を揃えようとせず、すきバサミを使って段差の角(カド)を細かく縦にぼかします。毛先をジグザグにすることで視覚的なラインの主張が和らぎ、不揃いな段差が目立たなくなります。
どうしても穴あきや極端な短さが生じてしまった場合は、セルフでの修正を直ちに中断し、ヘアワックスやバームを活用したスタイリングでのカバーに切り替えてください。サイドやトップの毛束を少し散らして襟足にかかるように動きをつけるか、外ハネにスタイリングして視線を散らすのが効果的です。そして数週間ほど伸ばした上で、信頼できるプロに修正を依頼するのが最も安全な解決策となります。
【プロの結論】自分で切るべき人・慎重になるべき人の判断基準
セルフカットには向き・不向きの境界線がはっきりと存在します。ご自身の髪型や毛質と照らし合わせ、適切な選択を行ってください。
【セルフカットをおすすめできる人】
- ツーブロックの内側や、刈り上げ部分の伸びた分だけを定期的にトリミングしたい人
- ウルフヘアなど毛先の不揃いさがデザインの一部として許容されるスタイルの人
- 梳き率の低いすきバサミを用意し、毛先の量感調整だけを目的としている人
【サロンでの施術を強く推奨する人】
- 襟足のラインが美しさを決定づける「前下がりショートボブ」や「ミニボブ」の人
- 襟足に強い浮き癖やつむじがあり、生え癖の補正カットが必要な人
- 過去に自分でハサミを入れてパッツン段差や穴あきを作ってしまった経験がある人