日本国内で流通するシリカ水の多くは、火山地帯特有の複雑な地層を持つ九州地方で採水されている。とりわけ、熊本県の阿蘇外輪山や、鹿児島県・宮崎県にまたがる霧島連山の天然地下水は、世界的に見ても極めて高いシリカ濃度を誇る。
数百年の時間をかけて火山灰層や玄武岩層を通り抜ける過程で、水には溶け出しにくいとされるケイ素成分が自然な形で溶け込んでいく。この豊かなテロワール(採水地の風土)が生み出す天然水は、日本国内にとどまらず、アジア圏や欧米のラグジュアリーホテル、高級レストランへの輸出も急増中だ。オーガニック志向が高まる海外市場において、「日本ブランドの高品質な天然シリカ水」はプレミアムな価値を確立しつつある。