かつて日本の音楽業界を揺るがし、数々の記録を打ち立てた井上陽水。彼が表舞台から姿を消した最大の理由は、年齢的な節目と、自身の音楽表現に対する徹底したこだわりにあるという。関係者によると、かつてのような過密なスケジュールをこなすことよりも、ひとりの人間として静かに創作に向き合う時間を最優先した結果だとされる。
日本のフォークソング時代からニューミュージックの黄金期にかけて、彼は常にシーンの先頭を走り続けてきた。しかし、ある時期を境に「自分が心から歌いたい時にだけ歌う」という、自然体なスタンスへと移行。事務所関係者も「引退を宣言したわけではなく、自分のペースで日常を生きているだけ」と明かす。