AIによる自動洗剤投入や高圧マイクロバブル洗浄など、近年の洗濯機は驚くべき進化を遂げている。しかし、高機能化の裏側で新たなタイプのトラブルが浮上しているのも事実だ。
最新のドラム式洗濯機で報告が相次ぐのが、ヒートポンプ乾燥ユニットのドレン経路に溜まる「超微細ホコリ」の目詰まりである。乾燥時に発生する結露水が本来の排水経路を通れず、本体内部の隙間から床へゆっくりと漏れ出す現象だ。ユーザーは「洗濯時は濡れていないのに、乾燥が終わると床が湿っている」という不可解な事態に直面する。
一方、縦型洗濯機では、超濃縮液体洗剤や柔軟剤の自動投入タンク周辺での「固着トラブル」が目立つ。長期間清掃を怠ることで洗剤が固まり、給水経路を塞いだ結果、予期せぬ流路から水が溢れ出る。便利さに甘んじず、パーツの定期メンテナンスを怠らない姿勢が求められる。