劇中で主人公ヒイロ・ユイが魅せた冷徹かつ圧倒的な戦闘シーン。それをデスクトップ上に蘇らせることこそ、このキットを組む最大の醍醐味だ。最大のハイライトは、やはりシェルユニットを発光させたゼロシステム稼働状態の再現だろう。
両手で保持したツインバスターライフルを正面に突き出し、背部のウイングを大きく開いた「最終射撃ポーズ」。これを美しく決めるコツは、視線の向きと脚部の開き具合にある。カメラアイを僅かに下方に向け、爪先を外側に開くことで、空間を支配するような威圧感が生まれるのだ。
別売りのディスプレイベースを活用し、大気圏突入時のシールドを前面に立てた防衛姿勢や、すれ違いざまのビームサーベル一閃など、劇中の名場面を思いのままに再現できる自由度こそが、ファンの心を掴んで離さない理由である。