今でこそトークバラエティでの軽妙なやり取りや実業家としての顔がフィーチャーされがちだが、彼のキャリアの原点は間違いなく熱量あふれる舞台と映画にある。キャリア初期において大きな飛躍のきっかけとなったのが、若手俳優の登竜門として知られる舞台『ミュージカル・テニスの王子様』への出演だった。
190cmを超える規格外の恵まれた体格と、ダイナミックなアクション、そして存在感のある立ち振る舞いは、一瞬で客席の心を掴んだ。同世代のライバルたちとしのぎを削りながら連日汗を流した舞台経験は、俳優としての基礎体力を完璧に叩き込む貴重な鍛錬の場となったのだ。
その後、映画『パッチギ! LOVE&PEACE』などの話題作に出演。骨太な世界観のなかで魅せたエネルギッシュな演技は、彼が単なるビジュアル先行の存在ではなく、泥臭い役柄も演じ切る骨太な俳優であることを実証してみせた。この若手時代の泥臭い経験と舞台仕込みの発声・表現力が、現在のどのような場でも物怖じしない度胸の骨格を形作っている。