日活時代のアクション路線にとどまらず、彼の才能は東映の深作欣二監督作品でも爆発した。映画『仁義なき戦い 頂上作戦』で見せた武田明役の圧倒的な凄みと冷徹なリアリティは、映画史に残る怪演として名高い。任侠映画の枠組みを超えたその演技力は、映画界全体から絶賛を浴びた。
また、歌手としての実績も破格である。大滝詠一が作詞・作曲を手掛けた名曲『熱き心に』は大ヒットを記録し、演歌・歌謡曲の垣根を超えて幅広い層に愛された。伸びやかでスケールの大きい歌唱スタイルは、後世の多くのボーカリストに多大な影響を与え続けている。