ExcitedとExcitingの違い!人・モノ暗記の罠をプロが解説

ExcitedとExcitingの違い!人・モノ暗記の罠をプロが解説

ExcitedとExcitingの違い!人・モノ暗記の罠をプロが解説の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

根本的な使い分けを理解するには、まず辞書的な品詞の成り立ちに立ち返る必要があります。excitedもexcitingも、もともとは「excite(〜を興奮させる、ワクワクさせる)」という他動詞から派生した分詞形容詞です。英語の感情を表す動詞の多くは、「主語が目的語に特定の感情を引き起こす」という使役的な性質を持っています。

この他動詞に、能動・進行を表す現在分詞「-ing」が付くのか、受動・完了を表す過去分詞「-ed」が付くのかによって、矢印の向きが180度変わります。

exciting(現在分詞)の意味は、「興奮を引き起こすような」「ワクワクさせるような」です。感情の「発生源」「原因」となる存在を修飾します。外側に向かって刺激を放射しているイメージです。

一方、excited(過去分詞)の意味は、「興奮させられた」「ワクワクした感情を抱かされた」です。外部からの刺激を浴びて、その感情が心の中に生じた状態、つまり「感情の受け手」を表します。受動態(be excited by / about)の形がそのまま形容詞として定着したものです。

つまり、判別の基準は「人かモノか」ではなく、「その主語は感情を生み出している側(Causer)か、感情を受け取って感じている側(Experiencer)か」というただ一点に集約されます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。