予約前に多くのプレーヤーが気にするポイントが、実際のコース難易度です。コースレートはレギュラーティで69.8〜70.5前後、バックティからは72.6に達し、数字上は標準的からやや難易度高めの設定に見えますが、現場で体感する難しさはその数値以上にドラマチックです。
全体のレイアウトは高低差が比較的穏やかで、フェアウェイ幅も十分に確保されているため、ティショットでのOB連発といった過度なストレスは軽減されています。しかし、このコースの本質的な罠は「グリーン周りとパッティング」に潜んでいます。
各ホールに待ち構えるグリーンは、アンジュレーション(起伏)が複雑に効いた設計となっており、ピンの立ち位置によってはファーストパットで大きな距離感のズレを生じさせます。特に芝の刈り込みが整ったコンディションではスティンプメーター9.5〜10.5フィート前後の引き締まった転がりを見せ、下りのラインに乗ってしまうとカップを数メートルオーバーすることも珍しくありません。
現場を熟知するシングルプレーヤーの証言によると、「ティショットでは広さに惑わされず、セカンドショットでどこに球を運べば安全なパットが打てるかを逆算するマネジメントが不可欠」と評されています。初心者がスコアを崩しやすい反面、緻密な戦略性を持つ中・上級者にとっては、自分の技術と冷静さが試される極めてやりがいの高い舞台となっています。
なお、クラブハウス入場時やレストラン利用時のドレスコードについては、ジャケット着用(夏季は推奨)をはじめ、ジーンズ、サンダル、Tシャツでの来場を禁止する標準的なゴルフ規則が適用されます。名門としての品位とリゾートのリラックス感が程よく両立した基準が設定されているため、事前のマナー確認は怠らないようにしたいところです。