幹部候補生試験に合格した者は、各自衛隊の教育機関に集められます。
- 陸上自衛隊:幹部候補生学校(福岡県久留米市・前川原)
- 海上自衛隊:幹部候補生学校(広島県江田島市)
- 航空自衛隊:幹部候補生学校(奈良県奈良市)
江田島や久留米での教育訓練は極めて厳格であり、学歴や年齢のプライドは初日で打ち砕かれます。ここでは「ペーパーテストの学力」以上に、極限状態での判断力、同期を思いやるフォロワーシップ、そして部下を率いる統率力が厳しく採点されます。
海上自衛隊では約半年に及ぶ近海・遠洋練習航海を通じたシーマンシップの体得が重視され、航空自衛隊では論理的思考力と英語力が強く求められるなど、部隊ごとの特性に合わせた評価基準が確立されています。この学校を卒業する頃には、防大生と一般大生の練度差はほぼ解消されます。