数字は嘘をつかない。かつて民放各局が命運をかけたプライムタイムのリアルタイム視聴率は、今や作品の全貌を測る尺度の「ほんの一部」に過ぎない。2026年現在のヒット指標は、初回放送から48時間以内の見逃し配信再生数、そしてグローバルプラットフォームでのTop 10入りだ。
テレビ関係者が「これほど一気に地殻変動が起きるとは思わなかった」と明かすように、視聴者の滞在時間は地上波のリアルタイム放送から完全に配信へと移行した。特に30代以下の層においては、倍速再生機能やスキップボタンを駆使した効率的消費がデフォルトになっている。